22/11/29 (火曜日)

職種ごとで向いている人やスキルは異なる

介護職と一口に言っても具体的な仕事内容は施設の違い、また提供するサポートの違いによってそれぞれ異なり、求められるスキルもまたそれに準じます。一方で介護職全般に共通して向いているタイプとしては、第三者の役に立ちたい気持ちが強い人や体力に自信のある人が挙げられます。そして、要介護者やその家族と円滑なコミュニケーションができるスキルも必要です。要介護者のわずかな変化を見逃さない観察力、先述の体力をはじめ集中力や持久力も、ベースとして求められるスキルと言えるでしょう。さらに細かくみていくと、サポート内容すなわち提供する介護サービスの内容ごとに優先順位が自ずと異なります。

例えば、おむつ交換や入浴・着替えの介助など、要介護者の身体に直接触れる身体介護であれば、体力と観察力とコミュニケーション能力など多くのスキルが必要です。次に介護サービス利用者の買物や洗濯の代行など、日常生活上の手助けをする生活援助の場合、相手の意向を正しく見極め、満足かつ納得してもらえる対処力が重要となります。さらにそれがケアマネージャーとなった場合、計画書の作成や介護施設との連携が必要なため、企画力とマネジメント力、そして行動力が必要です。介護助手、介護補助など有資格者のサポートを行う場合には、冷静な状況の判断力と臨機応変な行動力が不可欠で、介護事務職の場合はスピーディーかつ正確な計算力などの事務処理能力全般が求められるでしょう。このように仕事内容によって求められるスキルの優先順位や内容が異なるのが、介護職の現場における特徴です。